Think Tank 2008 2-day Ski Tour
in Yuzawa

新潟県南魚沼郡湯沢町
湯沢パークスキー場 ・ NASPAスキーガーデン

2008年2月10日(土)−11日(月・祝)

参加者
Shin　Temple　Wickey

今シーズン２回目の１泊２日スキーツアーです。これで、滑走日数は７日になります。１泊２日の行程も民宿などを利用すれば、交通費やレンタルスキー代が節約できる分、日帰りや現地前泊で複数回行くより割安になります。 今回は、湯沢温泉観光協会の「 すべりめぐり 」宿泊スキーパックを利用しました。越後湯沢駅周辺のスキー場の１日リフト券と宿泊がセットになっていて、スキー場や宿は自由に選ぶことができます。

ThinkTankスキーツアーは、1999年末から早朝出発のツアーを幾度も開催してきましたが、９シーズン目にして初めて遅刻者が出ました。それが、幹事のTempleだったため、往路の上越新幹線内での朝食風景は、今回撮影されていません。Templeは、次発の新幹線に乗車、40分遅れで越後湯沢に到着しました。 今回の宿泊場所は、 民宿なぐも旅館 です。駅から徒歩３分という便利さと、温泉の内湯があるということで選びました。先着のShinとWickeyは、空室で待たせていただけたので助かりました。

レンタルスキーは、湯沢高原ロープウェイ山麓駅前にある 湯沢スキ−ハウス で借りました。人気のお店で混雑していましたが、最新モデルを格安で借りることができました。通常は、スキー場までの送迎もしていただけるそうです。

この日は、なぐも旅館のご主人がレンタルショップからスキー場まで送ってくださいました。愛犬も一緒です。

１日目は、 湯沢パークスキー場 で滑りました。手頃な料金で宿泊できる温泉ホテルがゲレンデ内にあって、子供向けのアトラクションもあるので、家族連れには人気のスキー場です。 山頂からは、 岩原スキー場 が正面に見えます。同スキー場は、湯沢温泉観光協会に属していないため、今回のクーポンの対象にはなっていません。

上級斜面は山頂のコブ斜面１ヶ所だけで、中緩斜面主体のスキー場です。第８ペアリフト脇の中斜面の滑りです。【画像をクリックすると動画を再生します】湯沢の重い雪は、毎シーズン初めて滑る時には難しいです。

ゲレンデ下のレストランでの昼食です。ホテルの宿泊客は部屋で休憩しているのか、比較的空いています。メニューもカレーやラーメンという定番で、1971年12月開設という古いスキー場の雰囲気が味わえます。

第９ペアリフト頂上に向かって左側は、ポール専用コースになっていて、この日も練習（競技？）が行われていました。

コースも短いので、何度も繰り返し滑っていると、ちょっと飽きてきますね。午後は、ホテルのレストランで休憩です。係の方に案内されて席に着いたら、メニューも運ばれてきます。当たり前のサービスが、スキー場では新鮮です。

午後４時を過ぎて、雪が強くなってきました。

午前中よりは斜度のある、第２ペアリフト脇を滑っています。【画像をクリックすると動画を再生します】Templeは、去って行く後ろ姿を撮ってみました。

湯沢パークスキー場からは、無料シャトルバスで越後湯沢駅まで戻ってきました。宿の内湯は２つあり、１つは一般家庭サイズで２人入ればいっぱい、もう１つは３人までなら１度に入れる大きさです。男女はその都度、利用者が札を下げることになっていて、この辺も民宿ならではです。シャンプーとボディーソープは揃っていて、もちろん天然温泉で疲れを取ることができます。階段途中の共有スペースには、ヘアドライヤーなども用意されています。

さて夕食は、ご覧のように質量ともに、十分な内容でした。奥様がその日の一番いい食材を心をこめて調理した料理と、現地でも最もよい水と土に恵まれた地域で栽培された魚沼産コシヒカリのご飯は最高です。食事中も、奥様がいろいろなお話をしてくださり、「もっと食べなさい」とご飯を勧めてくださいます。最近の若い家族連れは、食費を節約するために素泊まりするそうですが、周辺の飲食店やコンビニで食事を済ませても、ここで多くの品数を工夫したバランスのとれた食事をするのと料金的に大差がないし、何よりお客さんとの交流の時間がないは残念だとのことでした。

食後は、Wickeyの案内で800ｍ離れたコンビニまで、ビールとつまみの買出しに出かけました。時刻は午後９時、たまたま子供に菓子パンを買い与えている親がいましたが、それが夕食だとすると、なぐも旅館の奥様が心配されていたのは、こういうことなのでしょう。

翌朝は、部屋に差し込む日差しが眩しいほどの快晴です。窓からは駅舎や機関車が見え、駅に近い便利さを実感します。

朝食も大変美味しく、食べ過ぎに注意が必要です。

さて、２日目は NASPAスキーガーデン へ車で送っていただきました。こうしたサービスも民宿ならでは、大変助かります。 天候にも恵まれ、232室990人収容のホテルを備えたスキー場は、スノーボード禁止にもかかわらず、多くのスキーヤーで賑わっていました。子供の面倒を見る専門のスタッフがいて、親はスキーを満喫できることから、家族連れに人気があるようです。

第５高速クワッド（左）と第３高速クワッド（右）の頂上付近で撮影しました。新幹線の駅から車で３分で、雪質も良く快適なスキーを楽しめます。

スキー場最高地点（標高690ｍ）に向かう第２ペアリフト下は、非圧雪ゲレンデでコブ斜面が続きます。スキー専用とあってこのスキー場は上級者が多く、子供を連れたお母さんスキーヤーも、コブ斜面で僕らを追い越していきました。 頂上に向かって左手には、先シーズンまで４度も滑りに行った パインリッジリゾート神立 が見えています。

午前中、まだ雪が緩む前の滑りです。【画像をクリックすると動画を再生します】これ以上斜度がきつい場所はコブ斜面で撮影どころではないので、このスキー場ではこれでご勘弁を。

こちらのスキー場のレストハウスも、ホテルを利用するスキーヤーが多いせいか、ゲレンデの人出に比べて空いています。しかし、価格はしっかりホテルなみです。

それでは、今回も800ｍのダウンヒルコースを映像でお楽しみください（途中カメラマンから指示が出てますがあしからず）。【画像をクリックすると動画を再生します】

たっぷり滑った後は、宿のご主人がスキー場まで迎えに来てくださいました。宿の内湯は入浴時間外なので、湯沢高原ロープウェイ山麓駅内にある コマクサの湯 に汗を流しに行きました。駅にも近く多くの入浴客で混んでいましたが、浴室や浴槽も広いので、それなりに疲れを取ることができます。

というわけで、食事が美味しくサービス満点の宿を見つけられたのが、今回のツアーの大きな収穫でした。次回は、直接予約することを約束して、なぐも旅館を後にしました。帰りは、いつものように午後６時越後湯沢発の新幹線で、３人そろって駅弁を食べています。