Think Tank 1.5 Day Ski Tour in GALA

GALA湯沢スキー場

2007年3月20日(火)−21日(水・祝)

参加者
Shin Wickey Temple

雪だるま

春分の日を迎えて、今シーズン最後のスキーになりました。しかし、半月前には、行けるかどうか怪しかったのです。

関東地方では、2月14日に春一番が吹き荒れ、暖冬少雪と言われてきた今年の冬にピリオドを打ったかに思われました。3月上旬には、西日本で夏日(最高気温25度以上)を記録、静岡でのソメイヨシノの開花は3月13日と予想されるなど、とても3月下旬にスキーに行けるとは思えませんでした。

しかし、3月16日には東京で初雪が降り、3月中旬に各地で降った雪は、もう除雪不要と安心していた北国の人たちが驚く事態となりました。開花予想については、気象庁のプログラムミスによる誤報と判明、開花時期は1週間ほど先送りされたのでした。

というわけで、スキーヤーとスキー場にとっては恵の雪と寒の戻りとなりました。

サラリーマン

週半ばの祝日ですから、早朝出発の日帰りでもよかったのですが、いつものように温泉付きの仮眠所に泊まって、時間を有効に使うことにしました。

週末のスキーと違って、平日午後10時に東京駅に現れたWickeyの姿は、ご覧のとおり。

駅弁の夕食

東京駅22:24発のMax谷川429号に乗車。これもまた、いつものように駅弁の夕食です。Shinは、日中の防災訓練とその後の処理で、危うく遅刻するところでした。

サラリーマン2

景気が好調とはいうものの、仕事が増えても人は増えず、給料も増えず(?)。疲労は、溜まるばかりです。

GALAバス

越後湯沢駅23:56着。そのまま無料バスで、スキー場へ向います。

仮眠室でのShinとTemple

またまた、いつものように、仮眠室での寝床の確保ですが、これまで早い者勝ちで集めていた座布団は、今回からカウンターで1人1枚ずつ配布する方法に変わりました。

レンタルスキーの申し込み

翌朝7:10です。一昨年の日帰りツアーで、レンタルスキーを借りるのに午前中一杯かかったのがトラウマになっていて、既に申込書を記入していますが、受付開始まで30分あります。

誰もいないホール エスカレータのShinとWickey

レストランも営業前なので、日中はスキーヤーやボーダーで混雑するホールもこのとおり。

レンタルスキーの列

かくして、順番待ちの列の先頭に並んだShinとWickeyの2人です。

ゴンドラ

2人がスキーを借りている間に、Templeはホールから外へ出てみました。陽射しはすっかり春です。こうして見ると、新幹線のホーム直上がゴンドラ乗場になっているのが判ります。

朝食のShinとWickey 朝食メニュー

スキーを借りたら、朝食です。今回も、「往復の新幹線+リフト・ゴンドラ券+朝食券+休憩室・SPA+レンタル20%引」で13,700円のセット券を購入しました。

2003年に来た時は、この朝食券のメニューがピザ1切れとコーヒー1杯でしたが、今回は少し良くなりました。

ゴンドラ内のShinとWickey

そして、ゴンドラでゲレンデへ。このゴンドラが、スキーセンター(新幹線駅)とゲレンデを結ぶ唯一の手段になっていますが、強風の影響で運行できないこともあり、1月7日にはスキー客約3200人が山頂のレストハウスに取り残されました。この事故を受けて、スキー場が発表した対策の中には、山頂から隣接する石打丸山スキー場を経由して下山することや、ゲレンデからスキーセンターまでの下山コースを新設することが含まれています( こちら 参照)。

とは言っても、ゴンドラから見下ろす斜面は、傾斜が急で沢も深いため、初心者でも滑走可能な下山コースを作るのは容易ではないようです。また、顧客の安全確保が第一なのは言うまでもありませんが、スキー客の大幅増加が見込めない中、新たな設備投資をすることは、スキー場にとっても難しく、まずはより正確な気象予報に基づいて、危ない時は早めに営業を見合わせて、スキー客をゲレンデに上げないというソフト面での対策が取られるようです。

ジジ下部とバルージュ乗場

ゲレンデ到着は、8時10分。天気も最高、午後4時まで8時間たっぷり滑ります。

ところで、向って右側のコース「ジジ」は、滑降競技「 GALA CUP 」が行われるため昼過ぎまで閉鎖されています。

コーチのShinとWickey

クワッドリフトで上がって足慣らしをしたら、上部のペアリフトが運転するのを待って山頂へ。

グルノーブル頂上のShinとWickey グルノーブル頂上のShinとTemple

GALAで、これほどの好天に恵まれたのは初めてです。標高が高い(1,181m)ので、越後湯沢駅周辺の各スキー場が見渡せます。

グルノーブル上部でのShinの滑り グルノーブル上部でのWickeyの滑り
グルノーブル上部でのTempleの滑り

まずは、頂上部分の緩斜面での滑りをご覧ください(画像をクリックすると動画を再生します)。雪質もいいし、天気もいいし、気分は最高です。

グルノーブル下部でのShinの滑り グルノーブル下部でのWickeyの滑り
グルノーブル下部でのTempleの滑り

そして、圧雪された急斜面。まだ午前10時で、コブができていないため、スピードに乗って快適に滑っています。

ジョアンナ頂上のShinとWickey ジョアンナ頂上のShinとTemple

モーグルコースやスノーボードパーク(技を披露するための台や器具が設置されている)がある北エリアへやってきました。この先のリフトで、石打丸山スキー場に接続しています。

ジョアンナでのShinの滑り

モーグルコースでのShinの滑りですが、本調子ではないようです。

湯沢高原スキー場

南側に隣接する湯沢高原スキー場です。越後湯沢駅前の温泉街から、ロープウェイで上がれます。GALAスキー場の南エリアとは、ゴンドラで結ばれています。

ところで、南エリアの高速4人乗りリフト山頂駅付近で、地盤の変動と駅舎のズレが観測されたため、今シーズンは南エリアが閉鎖されています。昨シーズンは豪雪のため閉鎖されていたので、両スキー場のスキーヤーやボーダーにとって、残念な事態が続いています。

チアーズでのShin チアーズでのWickey
チアーズでのShinとTemple

レストランが混むのを避けて、午前11時に早めの昼食です。しかし、祝日といっても、3月下旬のスキー場は空いていて、すぐに座れました。TempleとWickeyは、GALA名物のジャンボカツ丼を注文しました。

雪上車出発 雪上車に乗り込むWickey

GALAには何度も来ているのに、レストハウスから北エリアへの雪上車輸送があることは気付きませんでした。今回は、これを利用してみましょう。

中央のクワッドリフトから北エリアへは、中斜面しかないため、初心者が北エリアの緩斜面を楽しむためには、この雪上車が便利です。

雪上車到着

雪上車は、モーグルバーン下部のリフト乗場奥に到着しました。

ビクトリアのShin

午後になっても、春の陽射しを満喫できる申し分のない天気です。お腹もふくれてリフトに揺られれば、天国ですね。

石打連絡コース閉鎖 ローマンホリデー頂上のShinとWickey

石打丸山スキー場との連絡部分に行ってみましたが、コースが閉鎖されていました。事故防止策の一環として、スキー場同士の連携が揚げられていましたが、どうしたのでしょうか。

スーパースワンでのShinの滑り スーパースワンでのWickeyの滑り
スーパースワンでのTempleの滑り

北エリアの非圧雪斜面での滑りです。午後になって、コブも成長しているので、ちょっと苦戦しています。

午後のチアーズ

リフト待ちはないし、コースは空いているしで、好きなだけ滑ることができるのですが、体力が. . . 。

ということで、午後2時の休憩です。雪山を望むレストランで、ゆっくりした時間を過ごしています。

ケーキとShin コーヒーゼリーとWickey

Shinは、チューハイとケーキのセットです。

ガーラ湯沢駅 バスに乗り込むShin

予定どおり午後4時まで滑ったら、ゲレンデを後にしました。スキーセンターで温泉に入って、午後5時のバスで越後湯沢駅へ向います。

越後湯沢駅東口

駅前にはもう雪はなく、スキーシーズンの終わりを感じさせます。

越後湯沢駅ホームでのShinとWickey 夕食の駅弁

またまた、いつものように駅弁を購入、18:00発の新幹線に乗ったら夕食です。

新幹線は、19:20東京着。今シーズンのスキーも終わりました。