Think Tank 1.5 Day Ski Party in GALA

新潟県・ガーラ湯沢スキー場

2003年2月22日(土)―23日(日)

Think Tank 年末スキーツアーで毎年恒例となった「Makotoスキー教室」のおかげで、Think Tank Skiersは一層スキーに興味を持つと同時に、「もっと上達したい」という気持ちが強くなってきました。何といっても、スキーは滑走時間が勝負。そこで、今シーズンは３回目となるスキーツアーに出かけることにしました。 前回の３連休にマイカーで出掛けた 水上高原スキーツアー では、関越自動車道の渋滞で帰宅が午前２時。ドライバの疲労は、相当なものだったでしょう。そこで今回は、週末の日程ということもあり、新幹線利用で手軽に出掛けてスキーに集中することにしました。行き先も駅がゴンドラステーションになっていて、しかも温泉つきという ガーラ湯沢スキー場 に決まり。 日帰りスキー場として人気が高く、各旅行会社でもＪＲ乗車券とリフト券をセットにした商品が発売されています（11,700円など）。しかし、そこはThink Tank 1.5日（夜行日帰り）スキーツアーということで、土曜日の夜に横浜を出発してスキー場の休憩室で一泊、日曜日に１日滑って帰るというパターンは変わりません。そこで、ＪＲびゅう「ＮＩＧＨＴandＤＡＹ ＧＡＬＡ」（乗車券＋リフト券＋休憩室料＋朝食＝14,900円）のクーポンを購入しました。

いつものようにThink Tank 終了後、今回は横浜駅から東海道線に乗っていきます。東京駅の売店でお弁当とビールを買ったら、上越新幹線Maxたにがわ459号22:24発、越後湯沢行きの終電に乗ります。 おっと、今回も「中心人物」から眼が離せないぞ。

指定席に落ち着いたら、お弁当を広げてさっそくビールで乾杯。スミマセン、Shinは手とビールだけ写ってます。 今頃、Think Tankの他のメンバーもクラスの後の飲み会（Drink Tank）で盛り上がってるでしょう。 マイカーで出掛けるとこういうわけにはいきません。 越後湯沢到着は23:53。駅からは、無料シャトルバスでスキー場へ直行。スキーセンター１階の入口を入ると、チケットカウンター、レストラン、駅がある２階はもう閉鎖中、そのままエレベーターで３階へ。 ３階にあるのが、 SPAガーラの湯 。今回のクーポンでは、SPAの「早朝営業（0:00〜8:00）」を利用して、休憩室で朝まで仮眠することになっています。靴箱のカギと交換に、チェックインするとタオルとロッカーのカギをもらえます。

２つある休憩室のうち、１つはクーポン購入者専用になっていました。さっそく、座布団を集めて寝床を作ります。時間も遅いですが、温泉に入って暖まってから寝ましょう。 毛布などは貸し出されませんが、床暖房が効いているので初めは暑いくらいです。それでも、明け方には冷えてきますので、スキーウェアを着込んで寝たほうがいいかもしれません。

スキーのレンタルやレストランの営業は７:40から、ＳＰＡの早朝営業は８:00まで。朝風呂に入ってから、２階のレストランへ降りると、クーポンで出てきた朝食はピザとコーヒー（400円相当）。

今回は「手ぶらでスキー」を楽しもうと、全員レンタルスキーにしました。ブーツは"ＧＡＬＡ"ロゴ入りのフロントバックルです。普段リヤエントリーに馴れているTempleとChrisは履くのに苦労しています。Shinだけは自分のブーツを持参していて、「やはりブーツはレンタルよりも、自分の足に合った履きなれたものの方がいい」とはMakoto教官の弁。 Templeは、カービングスキーも初めて。自分のスキーより、20cmも短いスキーを借りて、ちょっと不安。

まずは、ゴンドラで中腹にある CHEERS まで上がります。帰りも下山ルートはないので、このゴンドラを利用することになります。（コースガイドは こちら ）

リフトを２本乗り継いだら、山頂1,181ｍに到着。 ニュース番組の特集でも、スキー人口が減っていると言ってましたが、ここＧＡＬＡも空いてますね。スノーボーダーが多いせいもあって、山頂付近の急斜面はガラガラ。

ということで、果敢に急斜面に挑戦していきます。

スピード自慢のShinは、下から皆が降りてくるのを心配そうに見上げています。 コブを嫌ってコース端を滑っていたTempleでしたが、コース外のガケが視界に入った途端に転倒、そのままガケ下へ落ちそうになりました。

いつも元気なWickeyですが、この日はレンタルスキーが滑りすぎるのと、最近仕事が忙しくて（？）運動不足なのとで、調子はいまひとつ。それでも、持ち前の下半身のパワーで降りていきます。 上達加速度No.1のChrisは、「山足スキー上げ練習法」の成果もあって、コブをクルリ、クルリと華麗に舞い降りていきます。

まあ、時にはこんなことも．．．。

昼食は、Cheers内のレストラン。１階の パルパル はメニューが豊富ですが、２階の セランビ は比較的空いていてすぐに座れました。写真は中華定食1,300円（ドリンク別)です。

ＧＡＬＡは、幅の狭いコースが３方向に広がったスキー場です。山頂に向かって左側のSOUTHERN AREAは上級コース中心、右側のNORTHERN AREAはスノーボード中心、今回最も多く滑ったのは中央のCENTRAL AREA。中上級向けの比較的長いコースが取れます。 今回も、皆の滑りを動画でご覧いただけます。下の名前をクリックしてください。不思議なもので、Wickeyの撮影が終わると、それまで空いていたゲレンデに人が出てくるんですよね。デジカメの撮影時間に20秒という制限があるため、ゆっくり降りるChrisは最後まで撮り切れませんでした。「もっとスピードを」とMakoto教官の指示を受けているTempleは、時間を持て余しています。

Chris 　 Shin

Temple 　 Wickey

今回もリフト待ちはほとんどなし。"お茶"休憩もせずに３時30分まで滑りました。だんだん皆、体育会系のノリになってきています。名残惜しいですが、下に見えるCHEERSまで降りたら、今回の滑りもお終い。というわけで、最後に４人で写真を撮りました。

ゴンドラでスキーセンターに戻ったら、もう一度ＳＰＡで温泉に入りました（今度は別料金1,300円）。よく滑ったし、温泉にもたっぷり入ったし、後はのんびり新幹線に揺られて帰るだけ。電車でスキーというのは、極楽ですね．．．と思っていたら、もう一運動ありました。

今回のクーポンは往復とも指定席なのですが、購入したのが４日前とあって、さすがに復路の指定は満席で取れませんでした。「ＧＡＬＡ始発なら自由席でも座れますよ」と"びゅう"プラザの方が言いましたが、同じ考えの人はこんなに大勢いたのです。 帰りの新幹線は、18:20発東京行き。改札は20分前から始めるというのに、既に40分前にはかなり列ができていて、あわてて私たちも並びました。改札開始の時刻が迫るにつれ、周囲には緊迫した空気がみなぎります。指定券を持っている人は、今頃のんびりお土産選んでるんでしょうね。 そして、駅員の合図（？）とともに一斉に自動改札になだれ込む人たち。乗車券と特急券を２枚通ししないと、ゲートは開きません。慌てて、他人の乗車券を持っていかないでください。自分の乗車券は、忘れずに持っていってください。 こうしてホームへ駆け下りたのですが、構内アナウンスで乗車券の取り違えがあったため呼び出しが行なわれていました。私たちは無事に席を確保できましたが、次回はもっと早く指定席を取りたいものですね。

今回は、登場回数の少なかったWickeyです。東京駅に着いた時は、さすがに疲れた様子ですね。え？、この格好ですか？　何でもシャツやズボンが濡れてしまったそうで、ジャージの上下にコートを羽織って書類鞄という姿です。 あれ、どうしたんですか皆、急に他人の振りなんかして。 というわけで、今回も楽しいスキーツアーでした。次回もお楽しみに。